(東京中央社)東京都港区の東京タワーで「台湾祭」が開催されている。先月29日からゴールデンウィークに突入し、会場は連日多くの人でにぎわい、思い思いに旅行気分を満喫している。
入り口には、台南市の民間団体から提供された色とりどりのランタンでできたトンネルが設けられ、目にした人々は「きれい」と声を上げた。会場内では、ショーロンポー(小籠包)や臭豆腐など定番グルメの他、さまざまな具材を醤油ベースのスープで煮込む屋台名物で「台湾おでん」とも呼ばれる「滷味」(ルーウェイ)が新メニューとして登場した。
恋人の男性と共に訪れた女性は「臭豆腐を食べられるようになった」と笑顔を見せた。会場に設置されたパイナップルや台湾ビールの大型オブジェを背景に記念撮影する家族連れの姿も見られた。
先月30日は、全てのブースの前に長蛇の列ができる盛況ぶりだった。出店している日本在住の台湾人男性は「疲れ果てて、自身もスタッフも倒れそうだ」とうれしい悲鳴をあげた。
ゲームコーナーには、夜市で人気のエビ釣りが導入された。同イベントは8日まで。