(台北中央社)中央感染症指揮センターは23日、新型コロナウイルスの国内感染者を新たに52人確認したと発表した。5歳未満から70代までの男女だった。
うち30人は北部・桃園市内の工場の従業員だった。クラスター(感染者集団)が発生した同市内の飲食店を別の従業員が訪れたことで感染が広がっており、この工場関連の感染者は累計100人に達した。同飲食店の来店客や店員の関係者の感染も発表された。
また、感染者の確認が相次いでいる南部・高雄市の高雄港関連でも、新たに15人の感染が分かった。
この日、死者は報告されなかった。
海外に行動歴がある輸入症例は37人。10歳未満から60代までの男女で、今月8日から22日にかけて入国した。うち米国からの入国者が最多で12人だった。
台湾内で確認された感染者は計1万8325人となり、死者は851人を維持している。