嘉義旧監獄宿舎群の修復が完了、供用開始 実験木工工場などに変身/台湾

2021/11/22 19:13
修復後の嘉義旧監獄宿舎群の外観
修復後の嘉義旧監獄宿舎群の外観

(嘉義中央社)南部・嘉義市の旧監獄宿舎群の修復工事が完了し、実験木工工場や公演スペースとして生まれ変わった。同市の新たな観光スポットになることが期待されている。現地で21日、供用開始式が開かれた。

文化部(文化省)の資料によれば、嘉義監獄は日本統治時代の1922(大正11)年に完成。監獄建設に伴い形成された宿舎群は100年近い歴史を誇る。1994年に監獄が移転して以降、宿舎群は放置された状態になっていた。

市は近年、法務部(法務省)と共に宿舎群の活性化に乗り出しており、政府の「歴史現場再現計画」の一環として2018年から宿舎群の景観整備工事や宿舎10戸の修復工事を進めていた。工事は9月末までに相次いで完了した。10戸のうち8戸が実験木工工場、2戸が公演スペースとして活用される。

式典には黄敏恵(こうびんけい)嘉義市長や文化部の蕭宗煌(しょうそうこう)政務次長らが出席した。

かつて製材産業で栄えた嘉義。黄市長によれば、市内には6000棟を超える木造住宅がある。黄市長は、宿舎群を嘉義の「木の文化」を活性化させる心臓として位置付け、木材業人材を育成する受け皿とすることに意欲をみせた。

(蔡智明/編集:名切千絵)

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