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トランプ関税/鄭行政院副院長ら、ワシントンで米と関税協議 対面では初/台湾

2025/05/04 16:08
鄭麗君氏=資料写真
鄭麗君氏=資料写真

(台北中央社)鄭麗君(ていれいくん)行政院副院長(副首相)ら率いる政府代表団は米ワシントンで現地時間1日、関税などに関する米国側との協議を行った。米トランプ政権の「相互関税」の発表後、対面で協議が行われたのは初。行政院(内閣)貿易交渉オフィス(経貿談判弁公室)が3日に報道資料で明らかにした。

報道資料によれば、代表団は鄭氏と同オフィスの楊珍妮(ようちんじ)交渉代表が率い、経済部(経済省)や農業部(農業省)、財政部(財務省)、衛生福利部(保健省)、国家安全会議などの担当者が参加。協議では関税や非関税障壁、台米間のさまざまな経済・貿易協力について話し合った。率直で打ち解けた雰囲気の中行われたという。

相互関税を巡っては、米国は4月2日、台湾に対しては計32%の税率を課すと発表。このうち全ての貿易相手国・地域に一律で課す10%は5日に導入した。台湾を含む約60の国・地域に課す上乗せ分は9日に発動したが、同日中に上乗せ分の90日間停止が発表された。台湾の貿易交渉チームは11日に米国側の関係者とリモート会議を行っていた。

(頼于榛/編集:田中宏樹)

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