東部・花蓮県沖で1日、クジラ観賞船がシャチ2頭を発見した。鑑賞船を営む呂世明さんによれば、この海域でシャチの生息が観測されるのは3年ぶり。
鑑賞船は午後4時に花蓮港を出港。マダライルカの群れに遭遇した後、乗組員が遠方にシャチの背びれを発見した。背びれの高さの違いから、オスとメスのペアとみられる。
観測船はシャチと一定の距離を保ちながら低速で並走。30分ほど観察できたという。
(張祈/編集:田中宏樹)