(ホノルル中央社)頼清徳(らいせいとく)総統は1日(現地時間)、中華民国(台湾)と外交関係を有する3カ国歴訪の経由地として滞在中の米ハワイで、シンクタンク「イースト・ウエスト・センター」で行われた政策座談会に参加し、講演した。
頼氏は「共栄の未来:インド太平洋地域の平和と繁栄のパートナーとしての台湾」と題し、英語で約8分間講演した。座談会は非公開で行われ、米国の対台湾窓口機関、米国在台協会(AIT)のジェームズ・モリアーティ前理事長らも参加した。
総統府の郭雅慧報道官によれば、頼氏は座談会の後、オアフ島内の観光地、クアロラ牧場を訪問した。
頼氏は2日早朝にハワイを出発し、日付変更線を跨いで3日朝にマーシャル諸島に到着する予定(いずれも現地時間)。その後、ツバル、経由地の米領グアム、パラオの順で巡る。