(台北中央社)国防部(国防省)は13日、中国の空母「遼寧」の編隊が同日、バシー海峡周辺の海域に入ったと発表し、西太平洋に進入して活動を行う可能性があるとの見方を示した。同部は、国軍が統合監視手段を用いて動向を厳密に把握し、適切に警戒、対処したと強調した。
遼寧を巡っては9月18日に台湾北東の海上を経由し、与那国島南東に向けて航行したと国防部が発表。日本の防衛省が10月2日に発表した情報によれば、遼寧は沖縄南方の太平洋で活動し、艦載ヘリと戦闘機の発着艦回数は9月20日から10月1日までで延べ約630回に上った。