(台北中央社)イタリアで開催中の先進7カ国首脳会議(G7サミット)は14日に採択した首脳声明で「国際機関への台湾の有意義な参加を支持する」と表明した。外交部(外務省)は15日、同サミットの首脳声明に台湾による国際機関参加への支持が明記されたのは初めてだとして「大きな歓迎と心からの感謝」を示した。
声明では、「台湾海峡の平和と安定の維持が国際社会の安全と繁栄に不可欠であることを再確認する」ことにも触れ、2021年以来、4年連続の立場表明となった。
外交部は、台湾はインド太平洋地域の重要な国と責任ある国際社会の一員として、今後はG7のメンバーや理念の近い国々と引き続き連携し、共同で同地域と世界の平和と安定を守っていくと強調した。