(台北中央社)米国の対台湾窓口機関、米国在台協会(AIT)は14日、スティーブン・ハドリー元米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)とジェームズ・スタインバーグ元米国務副長官が同日、台湾を訪問すると発表した。15日には政界要人と面会し、台湾が選挙を成功裏に終えられたことに対して祝意を伝えるとしている。
台湾では13日に総統選が投開票され、与党・民進党の頼清徳(らいせいとく)副総統が当選を決めた。
AITによれば、米政府は前例にのっとり、ハドリー氏とスタインバーグ氏に選挙後の台湾訪問を打診した。両氏はAITのローゼンバーガー理事長の同行の下、私人として訪台する。
政界要人との面会では台湾が繁栄や成長をし続けることへの支持や両岸(台湾と中国)の平和と安定に対する米国の長年の関心を表明するという。