台湾のTPP加入、反対表明の国は「今のところない」=呉外相

2022/11/21 19:14:32
立法院(国会)外交・国防委員会に出席する呉釗燮外交部長(外相)=2022年11月21日、中央社記者郭日曉撮影
立法院(国会)外交・国防委員会に出席する呉釗燮外交部長(外相)=2022年11月21日、中央社記者郭日曉撮影

(台北中央社)呉釗燮(ごしょうしょう)外交部長(外相)は21日、台湾の環太平洋経済連携協定(TPP)加入を推進する過程で、公開または非公開の場で台湾を支持しないと表明した国は「今のところない」と明らかにした。立法院(国会)外交・国防委員会での答弁。

台湾のTPP加入申請を巡り、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席したオーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相が18日、台湾のTPP加入を支持するか取材陣に聞かれ、「承認された国家しかTPPに加入できない」と発言。これを受け、野党や無所属の立法委員(国会議員)から関心が寄せられた。

最大野党・国民党の温玉霞立法委員から、台湾のTPP加入に対して支持を表明した国の数について聞かれた呉氏は、具体的な数字は挙げられないとしつつ、今のところ、ほぼ全ての参加国が台湾との非正式協議に応じていると説明。当初は台湾のことを理解していなかった国や台湾の加入に比較的冷ややかな態度を示していた国も、台湾側の努力によって支持する姿勢を見せるようになったとした。

呉氏は、台湾の加入審査が進められるのは、英国の加入審査が完了した後になるとの見方を示した。

外交部(外務省)は18日、アルバニージー氏の発言の直後にオーストラリア政府から「台湾のTPP加入に対する立場に変更はなく、台湾を含め、TPPの高いレベルを満たす全てのエコノミーの加入を歓迎する」との弁明を受けたことを明らかにしていた。

(黄雅詩/編集:荘麗玲)

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