中部・台中市太平区に古い農村の農具や生活用具などを集めた文物館「古農荘文物館」がある。さまざまなレトロな文物が収蔵され、目玉は農家のオーナー、張友吉さんが1964年に軍を除隊した当日にもらった正真正銘の「まんじゅう」だという。
張友吉さんは2008年に自身が集めた3000点以上の農村文物を同区役所に寄贈。これがきっかけとなり、同館は2010年に開館した。「三合院」と呼ばれる伝統的な民家の建築様式を採用し、10のテーマ展示エリアが設けられている。館内には薬屋や雑貨店まで再現し、来館者に昔の農村時代にタイムスリップしたかのような体験を提供できる。
同館は、張さんが除隊した当日に、軍からもらった最後の1個のまんじゅうを帰宅後も食べることができず、記念品として防湿箱に保管したことが文物収集のきっかけとなったと説明。館内の代表的な展示物だとしている。
開館は毎週火曜日から日曜日の午前9時から午後5時までで、入館無料。
