統一地方選/台湾大、林氏の論文「盗用」と認定=与党・民進党の桃園市長選候補

2022/08/09 19:08
記者会見で潔白を訴える林智堅氏
記者会見で潔白を訴える林智堅氏

(台北中央社)国立台湾大学は9日、林智堅(りんちけん)前新竹市長の修士論文の盗用を認定したと発表した。調査委員会は学位の取り消しを提案した。林氏は11月に行われる桃園市長選の与党・民進党の公認候補。指導教授は同党の陳明通(ちんめいつう)氏で、政府の情報機関、国家安全局の局長を務めている。

野党・国民党が林氏のネガティブキャンペーンの一環として、論文の盗用疑惑を指摘。事態を重く見た台湾大が調査に乗り出した。同大は当事者への聞き取りなどを経た上で、林氏が別の学生の論文を盗用したと判断。複数の誤字が一致していたことや、別の学生の方が半年早く論文を仕上げていたことも決め手となった。同大は調査結果で「盗用の程度は深刻」だとしている。

林氏は台湾大の発表があった後、記者会見を開き、自身は潔白だと訴えた。指導を受けていた陳氏とのメールのやり取りなどを大学に提出したが証拠として認められなかったなどと主張。調査結果は受け入れられないと語った。

また、桃園市民のために力を尽くしたいという思いは変わっていないとし、選挙への出馬には影響しないとの姿勢を示した。

桃園市議会の国民党党団(議員団)は、林氏は市長選への出馬を取りやめるべきだと訴えており、民進党への反発を強めている。

(王揚宇、葉素萍、陳至中/編集:楊千慧)

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