台湾海峡の離島・澎湖県湖西郷の湖西生態園区で18日、地元の幼稚園児が特産品の落花生の種をまく農業体験に参加した。食育の一環で、牛を使った農耕も再現された。
園児らは陳振中郷長と牛車に乗って畑に到着。教員らの引率の下、落花生の種をまいた。
陳郷長は、落花生栽培は湖西の代表的な産業であるとともに、年配者の共通の記憶だと紹介。体験を通じて園児たちに教室を出て、土を踏み、農業従事者の苦労を知り、食べ物の大切さを知ってほしいと語った。また、地元の農業の美しさを保存して広げ、農村文化が継承されることを望むとした。
郷公所(役場)は、近年積極的に食育を進め、環境保護と地元文化を組み合わせていると説明。落花生などの農作物の栽培過程は子供たちが「生産地から食卓まで」の流れを学ぶ最適な教材だとし、都市の暮らしとは違う楽しさを体験してもらい、ふるさとを愛し、大地を守る種を心の中にまいてほしいと期待を寄せた。
(編集:齊藤啓介)