北部・新北市板橋区の小学校に、児童や教師らに親しまれている犬、ニョーニョー(妞妞)がいる。元々はおとなしい性格だったものの、最近になって自身のしっぽをかんだり、見知らぬ人が通りかかった時などに不安な様子を見せるようになった。学校は市の動物保護防疫処に連絡し、専門家の力を借りることにした。同処が27日に報道資料で伝えた。
学校に派遣されたドッグトレーナーの黄媛欣さんは、ニョーニョーが肥満のために関節痛を患い、痛みを紛らわすために尻尾をかんでいる「転移行動」だと突き止めた。
また、餌やりを人が多く通るでしていたため、食べ物を守る犬の本能が出やすい環境だったことも指摘。さらに緊張して固まっている状態を児童たちがリラックスしていると勘違いし、無理に触れてしまうことで事故につながりかねない状況だったとした。
黄さんはニョーニョーの生活環境改善を支援。すでに症状の落ち着きが見られているという。
同処は、新北市では市内の学校44校で、計76匹の犬や猫が飼われていると説明。動物が安心して「持ち場」を守れるよう、同処として学校や市の出先機関で飼われている動物の医療・健康サービスを提供していると付け加えた。
