南部・嘉義県の呉鳳科技大学で14日、初のドローンサッカー大会が開催され、出場した6チームが白熱した試合を展開した。同大の蔡宏栄学長は、学生の論理的思考力や集中力、チームワークを強化できるとメリットを強調している。
同大は昨年台湾で初めて人工知能(AI)無人航空機システム(UAS)テクノロジー学科を開設。専門人材の育成に取り組んでいる。
同学科の陳楊正光主任は、学生の操縦力を披露する舞台である他、多くの人に科学技術とスポーツが融合したドローンサッカーというスポーツに親しんでもらえると語った。
またドローンは世界各国が発展に注力する戦略的テクノロジーで、応用範囲は広く、国家発展に非常に重要だと説明。スポーツを通じて全国民に広められるだけでなく、急務とされる操縦士の育成も可能だと述べた。