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阿里山の名産地で「マイ茶づくり」 群れで飛ぶアマサギも楽しめる/台湾・嘉義

2025/09/26 13:18
茶葉が入った竹筒を焼く女性=嘉義県文化観光局提供
茶葉が入った竹筒を焼く女性=嘉義県文化観光局提供

台湾を代表するお茶の一つである阿里山茶。その代表的な産地の一つとして南部・嘉義県梅山郷の太興村が挙げられる。ここでは高級ウーロン茶はもちろん、自ら茶葉を焙煎し「マイ茶」を作ることも体験できる。

太興村のお茶は標高600~1000メートルの地域に栽培されている。日当たりが良い他、夜露にも恵まれていることから、金萱茶(ウーロン茶の新品種)の栽培に適するとされている。

茶香炉の代わりに金萱茶の茶葉や竹の葉っぱなどを竹筒に入れ、炭火の上で焼くというもの。個人の好みに合わせ、火の強弱を調節し焼いていけば、お茶と竹独特の香りが組み合わさって独自の「マイ茶」が出来上がる。

太興村はお茶の産地としてだけでなく、毎年8月下旬から10月中旬にかけて渡り鳥のアマサギが群れをなして山の谷間を飛ぶ秋限定の光景が見られることとしても知られる。無数のアマサギが空を舞う姿はまるで白い竜が飛んでいるかのよう。

同県文化観光局は9月28日の教師の日(教師節)や10月6日の中秋節(中秋の名月)、同10日の中華民国国慶日(国家の日)に伴う連休期間はバードウォッチングの良い時期だとして来訪を呼びかけた。

(蔡智明/編集:荘麗玲)

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