日の出の名所として知られる南部・嘉義県の景勝地、阿里山。毎年1月1日には多くの人々が初日の出を拝みに訪れるものの、ここ数年は天気に恵まれず、雲や霧に遮られてしまっている。中央気象署(気象庁)によると、2026年元日の阿里山は晴れの予報で、久しぶりに初日の出が見られる可能性がある。
阿里山の小笠原展望台では毎年元日の早朝から初日の出コンサートが開かれている。嘉義県文化観光局の担当者は、最近は大雨が降った年があっただけでなく、気温も0度近くまで下がり、参加者は寒さに凍えていたと説明。来年は雨さえ降らなければそれで良く、日の出については見られるよう願うばかりだと話した。

