日本統治時代に建設された南部・台南市中西区の西市場が、約20年の修繕期間を経て再オープンした。記念セレモニーに出席した黄偉哲(こういてつ)市長は、豊かで深い文化と歴史の記憶が残されていると強調。台湾で最も特色と美しさのある市場の一つとしてたたえられているとアピールした。
台南市政府によると、西市場は1905(明治38)年に建設された。日本時代に建てられた建物は本館や旧台南州成果同業組合バナナ倉庫など3棟が残り、市の歴史建築に登録されている。
黄市長は、伝統的な商品やサービスを提供し、温もりや人情、歴史、新しい魅力を感じさせると語った。