北部・桃園市内でこのほど、「動く城」のような過積載の乗用車が目撃され、SNS上で話題を呼んだ。同市政府警察局桃園分局は23日までに、自動車の所有者を特定し、交通管理処罰条例違反で処理したと発表した。
車の上部にキャリーケースや家具、毛布などが縛り付けられていただけでなく、ボンネットやサイドミラーが故障し、ドアも完全に閉めることができない状態だった。実際に走行している様子も見られた。
同分局は所有者の男性を特定。自宅を訪れたところ男性は、車両の損傷は3週間前の事故が原因だと弁明した。警察は、車両は修理する必要があり、今後は過積載を行ってはいけないと注意した。
所有者には3000台湾元以上1万8000元(約1万5000円以上9万円以下)の罰金が科される可能性があるという。

