台湾プロ野球・統一ライオンズの外野手で、昨年11月の「プレミア12」では代表キャプテンとして台湾の初優勝に貢献し、一躍国民的ヒーローになった陳傑憲選手が、今年中に発足予定の運動部(スポーツ省)とスポーツイベント「総統杯」のPR映像で「天使」と「悪魔」に扮(ふん)した姿で登場した。
非政府組織(NGO)中華文化総会が12日、映像を公開した。
陳選手はマルチタレントのタイ・ジーユエン(邰智源)と共演。タイの夢の中に天使の姿で「おはよう。起きて運動しよう」とさわやかに現れた。続けて悪魔の姿で「アスリートじゃないんだから、せっかくの休みの日はもう少し寝よう」とささやくと、再び天使の姿で「スポーツが必要なのはアスリートだけじゃないよ」と語り、人々にスポーツの重要性をアピールした。
総統杯は3人制バスケットボールとストリートダンスが二大種目として開催され、幅広い年齢層に参加が呼びかけられる予定。教育部(教育省)体育署によれば詳細は計画中で、参加申し込みはバスケが6月に、ダンスが8月に始まる。