中部・彰化県芳苑郷で、同地出身の芸術家、洪易さんが手掛けたパブリックアート作品11点の展示が始まった。彰化県政府文化局は、地域に芸術のパワーをもたらし、現地の芸術文化の発展を促進してほしいと期待を寄せている。
洪さんの作品はカラフルな色使いとユニークなデザインで知られる。文化局は、その土地の文化や人々の記憶を独自の言葉に変換して表現していると説明。芳苑郷公所(役場)広場に設置された作品は、牛車との対話を通じて地元で働く人の勤勉さと時代の変化を表現し、洪さんの実家の前に置かれた作品では、ふるさとを守る象徴になっていると説明した。
展示は8月31日まで。2日には郷公所で親子を対象とした粘土工作体験が行われる予定。