北東部・宜蘭県蘇澳鎮の南方澳漁港で10日、今季の「全国初マグロ」に認定された重さ216キロのクロマグロの競りが行われ、166万3200台湾元(約740万円)で落札された。キロ単価は7700元(約3万4000円)だった。
蘇澳は、台湾では南部・屏東県東港と並ぶクロマグロの二大産地として知られる。今季は両地とも7日に初マグロが水揚げされたが、漁港に戻った約3時間の差で蘇澳の初マグロが「全国初マグロ」の座を手にした。
宜蘭県海洋・漁業発展所は今年のクロマグロシーズンが正式に始まったと宣言し、南方澳でマグロを味わってほしいと人々に来訪を呼びかけた。