南部・屏東県の離島、小琉球(琉球郷)の全徳小学校前にこのほど、島で初めての信号機が設置された。島民の反応は、都市化で島ののどかな風景がなくなってしまうとの声から賛成の意見までさまざまだ。
同県政府警察局の担当者は、国が進める学校周辺の交通環境改善計画に合わせ、県が実地調査を行ったと説明。小琉球の経済活動や観光が発展するに伴い交通量が増え、児童の通学時の安全に影響が出ているため、同小の前に信号機を設置することが決まったと話した。安全性向上に加え、交通ルール教育の効果も期待しているという。
8月に供用が始まる予定。