中部・彰化県北斗鎮で特産とされるコリアンダー(香菜)が豊作となり、価格が下落している。北斗鎮農会(農協)では消費拡大のため、地元の食品業者と協力してコリアンダー入りの肉まんを開発した。コリアンダーの価格を向上させ、農家に安定した収入をもたらしたいとしている。
農会によると、北斗鎮では台湾最大のコリアンダー生産地とされ、栽培面積は約165ヘクタール。全国シェアは冬に8割、夏には9割以上を占めるという。
農会では地元農産品のPRのため、引き続き工夫を凝らした創作料理を打ち出し、より多くの人に北斗コリアンダーの価値を知ってもらい、地方経済を発展させたいと期待を寄せている。