(台北中央社)台湾プロ野球、統一ライオンズは21日、陳傑憲外野手との契約に合意したと発表した。契約は10年総額で2億台湾元(約9億円)。台湾プロ野球史上最高額となった。
球団によれば、昨年末に陳との3年契約が終了し、契約更改に向けて交渉を進めていた。
契約の内訳は平均月給140万元(約634万円)に賞金3200万元(約1億4500万円)。
同球団の蘇泰安総経理(社長)は「陳はオールラウンダー。成績も人気も指標となる人物で、多くの後輩選手の手本でもある」と語った。
陳は昨季、112試合に出場し、打率3割3分4厘をマークした。昨年11月のプレミア12では台湾代表のキャプテンを務め、打率6割2分5厘で最優秀選手(MVP)、首位打者、最優秀守備選手、ベストナインの4冠に輝いた。