桜の名所として知られる北部・新北市淡水区の無極天元宮で22日、「花見桜フェスティバル」が始まった。新北メトロ(MRT)は同日、ライトレール(LRT、軽軌)が1日乗り放題となるチケットを、来月2日までの期間限定で販売開始したと発表した。
新北メトロは淡水区内を走る淡海LRTと新店区内を走る安坑LRTを運営している。1日乗り放題チケットは1枚50台湾元(約240円)で、淡海LRTの紅樹林駅、淡水漁人碼頭駅、安坑LRTが乗り入れるメトロ環状線の十四張駅で販売している。
同社によれば、無極天元宮の桜フェスティバルは来月2日まで。毎日午後5時から同8時まではライトアップが行われ、夜桜も楽しめる。ピンクや白、濃いピンクの3色の桜を観賞でき、見頃は2月末まで続くという。
無極天元宮へは淡海LRT淡金北新駅からバスでアクセスできる。同社は他に沿線の花見スポットとして、淡金北新駅周辺の「北投子桜花歩道」や淡金鄧公駅近くの「滬尾桜花大道」、安坑LRT陽光運動公園駅そばの「陽光運動公園」を紹介した。