東部・台東県関山鎮で、台湾では春節(旧正月、今年は1月29日)の縁起物としても扱われるダイコンの収穫体験が行われている。18日には、大勢の人々が一斉にダイコンを収穫する恒例イベント「関山千人蘿蔔季」も開催される。
中国語で「蘿蔔」というダイコンは、台湾語では「菜頭」。これが「良い兆し」を意味する「好彩頭」と発音が似ていることから、縁起がいいとされている。
同鎮の彭成豊鎮長は14日、他自治体の首長らを招いて収穫を体験。今年の「関山千人蘿蔔季」は会場となる畑の面積を6ヘクタールに広げ、2種類のダイコンを準備して行うとし、全国からの来場を呼びかけた。
同県内ではこの他、台東地区農会(農協)も18、19両日にダイコンの収穫イベントを開く。