(台北中央社)立法院院会(国会本会議)で憲法訴訟法改正案の再議(審議やり直し)案が野党の反対多数で否決されたのを受け、与党・民進党立法院党団(議員団)の呉思瑤幹事長は10日、法律の一時停止や違憲審査を即刻申し立てる考えを示した。
改正案は昨年12月20日に立法院で可決されたが、行政院院会(閣議)は今月2日、改正案が憲法法廷の運営をまひさせる恐れがあるとして、再議請求を決議し、総統の許可を得た。立法院院会は10日、再議案の採決を行い、野党の国民党や民衆党が数の力で押し切る形で反対62、賛成51で否決した。