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澎湖県でウミガメの放流 衰弱などで保護 幼稚園児や小学生見守る/台湾

2024/10/29 16:25
海に帰されるウミガメと見守る子どもたち=中央社記者撮影
海に帰されるウミガメと見守る子どもたち=中央社記者撮影

離島・澎湖県馬公市で29日、衰弱や漁網に絡まるなどの理由で一時保護されていたウミガメ4匹を海に帰す活動が行われた。地域の小学生や幼稚園児、教師など140人が集まり、ウミガメが大海原へと帰っていく様子を見守った。

4匹のうち3匹は無事に海に戻っていったものの、ヒメウミガメ1匹は放流後もしばらくの間、海面を漂っていた。立ち会っていた農業部(農業省)水産試験所の職員が異常だと判断し、再度保護した。

同所の澎湖漁業生物研究センターによれば、同センターの前身機関が澎湖でウミガメの保護機関を開設してから20年以上が経過しており、これまでに300匹以上のウミガメを放流しているという。

(編集:田中宏樹)

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