離島・澎湖県で来月3日、2024菊島澎湖横断マラソンが行われる。参加者には地元名産の魚介類が補給食として提供される他、持続可能な社会の実現を目指し、入賞者にはカキ殻を材料として作られたアロマ機能付きのメダルなどが贈られるという。
主催する交通部観光署(観光庁)澎湖国家風景区管理処が17日の記者会見で発表した。同処の洪志光処長は今年のマラソン大会について、コース沿道のエイドステーションでは町の特色に富んだグルメが補給食として提供され、その数は90品を超えると説明。
さらに、入賞者に贈られる完走記念メダルやトロフィーには地元の産業廃棄物であるカキ殻材が用いられたことは今年初の試みだと今大会の特色を紹介した。
今回で7回目を迎える同大会。日本、米国、カナダ、オランダ、フランスなど16カ国・地域からの100人近い選手を含め、今年は約4200人が参加を申し込んでいる。
(編集:荘麗玲)