パリ五輪の開催期間中、エッフェル塔前のトロカデロ広場でメダリストをたたえるためのプログラム「チャンピオンズパーク」が毎日開かれている。9日には重量挙げ女子59キロ級で銅メダルを獲得した郭婞淳が中華オリンピック会旗を背中に羽織ってステージに登場。集まった各国の人々からの歓声に終始笑顔で応えた。
チャンピオンズパークは今大会の新たな取り組み。各競技でメダルを獲得したアスリートたちを迎えることを目的としており、一般客と触れ合って祝福を受けることができる他、さまざまな芸術的プログラムも楽しめる。7月29日に始まった。
ステージを歩くことは初めてではないという郭。それでも「鳥肌が立つ」と感動する気持ちを明かした。特にステージの両側で世界各地から駆けつけた観客が一緒に歓声を上げたりする様子を目の当たりにし、「本当に不思議な気持ちになる」と笑った。
最終日となる10日にはボクシング女子66キロ級で銅メダルを獲得した陳念琴と、同60キロ級銅メダリストの呉詩儀が姿を見せる。