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頼総統、「Taiwan」パーカで寺廟参拝 人々にお年玉を配布/台湾

2025/01/29 14:33
参拝客に福袋(お年玉)を手渡す頼清徳(らいせいとく)総統(中央)=2025年1月29日午前、台北・大龍峒保安宮で中央社記者裴禛撮影
参拝客に福袋(お年玉)を手渡す頼清徳(らいせいとく)総統(中央)=2025年1月29日午前、台北・大龍峒保安宮で中央社記者裴禛撮影

(台北中央社)旧正月(春節)の29日、頼清徳(らいせいとく)総統は各地の寺廟を参拝する3日間の春節行事をスタートさせた。頼氏は早朝、「Taiwan」の文字があしらわれた赤色のパーカで台北市の龍山寺や保安宮を訪れ、詰め掛けた人々に1台湾元(約4.7円)玉入りの福袋(お年玉)を配布した。

頼氏は保安宮でのあいさつで、「目下の国際情勢の変化はスピーディーで、国内でも大きな挑戦に直面している」とし、「全力で臨み、国家の生存、発展を守る」と力を込めた。

頼氏はこの日午前、故郷の北部・新北市万里や基隆市の寺廟にも足を運んだ。午後には地盤の南部・台南市に移動し、市内の寺廟3カ所を巡る。

頼氏が着用したパーカは、台湾プロ野球リーグ、中華職業棒球大聯盟(CPBL)と総統府のコラボレーションで特別に生産されたもの。消息筋によれば、将来的に量産される予定だという。

(林敬殷/編集:名切千絵)

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