(高雄中央社)南部・高雄市政府警察局苓雅分局は27日、日本のイラストレーター、ナガノさんが手掛ける人気キャラクター「ちいかわ」の関連商品を、正規ライセンスを取得せずに販売したとして、露天商の男(69)を著作権法違反の疑いで台湾高雄地方検察署(地検)に書類送検したと明らかにした。道路交通管理処罰条例違反でも過料を科したとしている。
高雄市の愛河湾では25日から、ちいかわの大型バルーンが展示され、連日多くの行楽客が訪れている。警察によると、男は展示会場近くの路上で規定に反して露天を開き、ちいかわの関連商品を、ライセンスを取得せずに販売していたという。
道路交通管理処罰条例では、許可を得ずに道路上で露天営業を行うことを禁じている。違反者には1200台湾元(約5700円)以上、2400元(約1万1300円)以下の過料が科される。