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米SFジャイアンツに台湾の陽念希が入団 18歳右腕 陽岱鋼ら一族の出身

2025/01/22 19:57
SFジャイアンツ入りした陽念希=2025年1月22日、台北市
SFジャイアンツ入りした陽念希=2025年1月22日、台北市

(台北中央社)米大リーグのサンフランシスコ・ジャイアンツは22日、陽念希投手(18)の入団会見を台北市内で行った。契約総額は50万米ドル(約7800万円)。陽は5年以内にメジャー昇格を果たしたいと意気込みを語った。

東部・花蓮県の小中学校を経て、強豪の北部・桃園市立平鎮高に進んだ。海外でのプレーが目標だったといい、昨夏に同高を卒業後は台北市立大に入り練習を積んでいた。188センチ、85キロで最高球速は150キロを超える。

プロ野球選手を多く輩出する「陽家班」(台東陽家とも)の一員。日本ハムや巨人を経て現在はオイシックスでプレーする陽岱鋼外野手は、念希の父、陽東益(元統一)のいとこに当たる。一族には元西武の張奕投手(現富邦)や、昨年のドラフトで楽天イーグルスから6位指名を受けた陽柏翔内野手らも名を連ねる。

SFジャイアンツのアジア太平洋地域スカウト、薛奕煌さんは会見で、「ジャイアンツ」の名に合った、体つきがいい選手だと評価。陽を初めて意識したのは中学3年の頃で、体つきや協調性、球威の面で印象に残ったと振り返った。高校や大学でも進化し続け、中でも2022年のU18(18歳以下)ワールドカップで米国と戦った際に良い投球を見せたのが、球団に良い印象を与えたと語った。

球団は、1年目はまず米国のトレーニングや試合リズムなどに慣れることを期待しているという。

(謝静雯/編集:田中宏樹)

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