(台北中央社)台湾プロ野球の中信ブラザーズは24日、江坤宇遊撃手(24)と10年総額1億4788万台湾元(約7億円)で契約合意したと発表した。試合を読む力や強いメンタルを高く評価するとともに、今後も若手の見本として素晴らしいプレーを続けてほしいと期待を示した。
契約総額が昨年末、FA権を行使して中信から味全ドラゴンズに移籍した陳子豪外野手(29)の10年1億3000万元(約6億1900万円)を上回り、台湾プロ野球史上最高となった。
江は2018年ドラフト3位で中信入りし、20年からレギュラーに定着。24年まで4年連続でベストナインを、5年連続でゴールデングラブ賞を獲得している。台湾代表の常連でもあり、昨年11月のプレミア12では米国戦で満塁の走者を一掃する三塁打を放つなどチームの初優勝に貢献した。右投げ右打ち、175センチ、77キロ。