南部・嘉義県内のハス田で、花が開き見頃を迎えている。県は来県しての観賞を呼びかけている。開花期は9月まで。
同県農業処農林作物科の李秋瑩科長は中央社の取材に、同県は隣接する台南市に次いで2番目にハスの栽培面積が広く約250ヘクタールに及ぶと説明した。
生産地の一つ、水上郷の農会(農協)によれば、ハスはレンコンや実を収穫できるだけでなく、レンコンを粉に加工したり、花で茶を入れたりもできる。さらに花の抽出物はボディーソープやシャンプーなどにも加工でき、余すところなく使用できるという。
(蔡智明/編集:田中宏樹)