南部・高雄市六亀区の新威森林公園でカンラパ・プルックが見頃を迎えている。サクラのようなピンクの花を咲かせ、圧巻の美しさで見ている人々をうっとりさせる。
六亀区を代表する花とされ、毎年3月から4月までは開花シーズンとなる。「平地のサクラ」や「タイのサクラ」などとも呼ばれている。
公園には宗教「一貫道」の道場が隣接。こちらにもたくさんのカンラパ・プルックが植えられているが、行楽客は公園から直接道場に入ることはできないでいた。
このため、同公園を管理する茂林国家風景区管理処は昨年、一貫道側と協力し、3~4月の開花時期に公園を訪れた人々が道場の敷地内に入り、花を楽しめるようにした。
同公園では毎年3月、高級木材の一つ、マホガニーの枯れ葉が落ちてくるため、風にひらひら舞う落ち葉を眺めることもできるという。