東部・花蓮県の森林パーク「大農大富平地森林園区」で菜の花が相次ぎ開花し、色鮮やかな花のじゅうたんが広がっている。農業部(農業省)林業・自然保育署花蓮分署は春節連休(8日~14日)期間に訪れてほしいと呼びかけている。
同森林パークは台湾初の平地林。面積約1250ヘクタール、園内には20種類近く100万本を超える木々が植えられている。最近は辺り一面が黄色と緑の菜の花で埋め尽くされ、菜の花畑に点在する地元在住の芸術家が手掛けた作品「永恆的忻星Mayaw Kakalawan」もあいまって見る人を魅了し続けている。
同作は台湾原住民(先住民)族アミ族出身の達鳳‧ 旮赫地(Tafong Kati)さんが故郷のために創作したもの。作品には先祖を思う気持ちが込められているという。
同署は、パーク内は高低のない平らな土地が広がり、自転車道も整備されているため、風を切ってサイクリングを楽しむことができるとアピールした。