南部・台南市の文化施設、新営文化センターで20日から人気絵本作家、ジミー・リャオ(幾米)ゆかりのアウトドアインスタレーションの展示会が始まる。月をイメージした大小3点のオブジェが展示され、来場者に温かさを伝え、その心を明るく照らせばとの期待が寄せられている。
同市では来月、旧正月(春節、今年は2月10日)を締めくくる一大イベント、元宵節(旧暦1月15日)を彩る台湾ランタンフェスティバル(台湾灯会)が開かれる。これに合わせ、市はジミーの絵本「月亮忘記了」(君といたとき、いないとき)の一場面を再現する展示会などの開催を決めた。
会場には高さ6メートル、3メートル、2.5メートルの月の形をした3つの芸術作品が登場し3月24日まで展示される。今月20日夜には開幕を記念してライトアップが行われ、この日は音楽会やマーケットなどのイベントも楽しめる。
同27日からはジミーゆかりの月型の空気注入式ランタンが400個の数量限定で配布されるという。