離島・澎湖県で県が主催する「澎湖国際ライティング芸術祭」が開幕されている。21日に開幕する馬公市の国際広場会場では、日本人と韓国人の芸術家が共同で制作した作品も展示される。
日韓共同制作の「守護」は、見る者に環境保護の意識を思い起こさせる、大きな魚を抱く巨人をモチーフにした作品。群馬県出身で現在は主に台湾で活動する彫刻家の吉田敦氏と韓国出身の宋周妍氏によって製作された。
同祭は2ヵ所の会場で開催。同県湖西郷の林投公園会場では15日に展示が始まった。いずれも11月26日までで、両会場とも毎日夜6時から10時までライトアップが行われるほか、一部の曜日限定で音楽公演や光のショーも実施される。
(編集:田中宏樹)