台湾のクリエーティブ産業の祭典「クリエーティブエキスポ台湾」(台湾文博会)が22日に開幕するのに合わせ、台湾鉄路管理局(台鉄)は同日から旧型客車を模した駅弁「鉄博特色弁当」を発売する。鉄道文化の推進を図るためとしている。
文化部(文化省)の所属機関、国家鉄道博物館準備処と協力して企画した。新鮮な食材のマコモタケや豆苗を取り入れた他、煮卵なども詰まっていて、北東部・宜蘭の名物で「桜桃鴨」(アヒルの燻製)と「鶏もも肉の紹興酒煮込み」のダブルメインが楽しめるという。
台鉄によれば、マコモタケや豆苗のおかずには、鉄道文化が雨後のたけのこのように興隆し広まることを願う気持ちが込められている。
国家鉄道博物館準備処(台北市信義区市民大道5段50号)で10月1日まで販売される。値段は150台湾元(約690円)。