南部・屏東県恒春鎮近海で7日、県政府環境保護局などによる清掃活動が行われ、訓練を受けた小学生ダイバーらが海底のごみを除去した。県政府によると、この日、回収された海洋ごみは37キロに達したという。
活動は、8日の世界海洋デーに合わせて制定された台湾の国家海洋日を前に行われ、ボランティアの他、ダイビング業者など60人が参加した。
小学生ダイバーは墾丁小学校に通う高学年の13人。インストラクターから長期間にわたって訓練を受けてダイビング資格を取得し、今回初めて活動に参加した。
周春米(しゅうしゅんまい)県長は、活動を通じて海洋ごみを減らし、生態系への影響を減らしたいと語った。