超高層ビルの台北101に、このほど台北の風景を見渡すことができるマルチレンタルスペースができた。同社は新型コロナウイルス後のビジネストラベル誘致を狙いたいとしている。
同ビルの88階にあるため、「スペース88」と命名された。総面積約275坪で、使用可能な空間は、完全個室の会議室2つと移動式パーティション採用の会議室3つ、1時間単位で料金を計算する会議室1つの計6カ所。人数に応じて部屋の広さを調整可能で10人から100人の会議やセミナー、発表会などに対応できるという。
同社によれば、台北ではオフィスやビジネスのためのトップレベルのレンタルスペースの需要が増えている。これに目をつけた同社は36階にある国際会議センターをレンタルオフィスとして改築するとともに、同会議センターをより開放的な眺めが楽しめる88階に移した。
レンタル料金は4時間で2万5000台湾元(約11万2000円)。すでに年末まで予約が入っており、一日当たりの予約率は7割近くに達しているという。