(台北中央社)総統府は14日夜、18日にバチカンで行われるローマ教皇レオ14世の就任ミサに陳建仁(ちんけんじん)元副総統を特使として派遣することを発表した。
敬虔(けいけん)なカトリック信者で、ローマ教皇庁科学アカデミーの会員に選ばれた経歴もある陳氏は先月26日、前教皇フランシスコの葬儀にも特使として参列した。
バチカンは欧州で唯一、中華民国(台湾)と外交関係を持っている。2005年に死去した教皇ヨハネ・パウロ2世の葬儀に当時の陳水扁(ちんすいへん)総統が、13年にあったフランシスコの就任ミサには現職総統の馬英九(ばえいきゅう)氏が出席した。