来月4日は台湾の子どもの日。生徒たちを喜ばせようと、この日が近づくと、多くの小学校はイベントを行ったりプレゼントを贈ったりして子どもの成長を祝おうとする。
南部・高雄市の苓洲小学校は30日、大型のエアー滑り台を用意した上で授業時間と授業間の休み時間を反転させた。本来なら1コマ40分の授業時間が10分間に短縮され、10分間の休み時間が40分間に延長されたのだ。
イベントは同日午前10時30分から同11時10分まで行われ、子どもたちは思う存分に滑り台を楽しんだという。
台北市の蒋万安(しょうばんあん)市長も31日、市内の小学校と幼稚園が来月に限って、授業時間と休み時間を逆にできる日を1日設けられると発表。子どもたちが読書や運動、同級生とおしゃべりすることなど自由に運用できると述べた。