(台北中央社)日本ハムの古林睿煬(グーリン・ルェヤン)が11日、本拠地エスコンフィールド北海道での楽天戦で、9回を98球、2安打無四死球で投げきり、初完封勝利を飾った。100球未満の完封勝利である「マダックス」を台湾人選手が日本プロ野球(NPB)で達成するのは、郭泰源(かくたいげん)、陳偉殷(チェン・ウェイン)に続き3人目。
チームは4―0で4連勝。古林はNPB3試合目で2勝目を挙げた。古林にとって楽天は、4月23日のデビュー戦で負けを喫した相手。この日の完封勝利でリベンジを果たした。
NPBで活躍した台湾人選手では、西武(当時)の郭が1988年4月23日の近鉄戦で86球で、中日(同)・陳が2011年8月17日の巨人戦で96球でそれぞれマダックスを達成した。