アプリで読む
ダウンロード

花蓮で地元民見守ってきたゴリラのオブジェ撤去へ 風雨にさらされ倒壊

2023/03/28 16:15
富里郷農会提供
富里郷農会提供

4年前、東部・花蓮県富里郷の農地に設置され、ゴリラの形をした竹のオブジェがこのほど倒壊した。地元民が27日発見した。同郷農会(農協)は来月初めの連休終了後に撤去し、2代目を作る方針。

台湾の米どころとして知られる同郷。収穫後の稲わらや竹を利用してアート作品を作るイベントを2020年から開催してきた。プロのアーティストや地元の人々が動物をテーマに制作したさまざまな作品が展示され、注目を集めていた。

ゴリラのオブジェは同年に制作した作品。その関連グッズも販売されており、人々から好評を得えているという。だが長い間、風雨にさらされていたため、竹が朽ちてしまい倒壊に至った。

農会によれば、ゴリラのオブジェは連休中そのまま留保される。連休明けには撤去作業を進めるが、2代目のゴリラを作り、地元を引き続き見守ってもらえるようにするという。

台湾は来月1日から先祖の墓参りを行う清明節に伴う5連休が始まる。

(李先鳳/編集:荘麗玲)

> 中国語関連記事
倒壊前の様子=富里郷農会提供
倒壊前の様子=富里郷農会提供
私たちはあなたのプライバシーを大切にします。
当ウェブサイトは関連技術を使用し、より良い閲覧体験を提供すると同時に、ユーザーの個人情報を尊重しています。中央社のプライバシーポリシーについてはこちらをご覧ください。このウインドウを閉じると、上記の規範に同意したとみなされます。
172.30.142.44