南部・高雄市の愛河湾に設置されていた巨大のバルーンアート6基が先月30日、3カ月にわたった展示を無事に終了した。多くの来場者を魅了してきたこれらの人気オブジェをもう一度見てみようと、会期最後の週末には多くの人が詰めかけ、自分のお気に入りの巨大装置と記念撮影を楽しんだ。
同市では8月に台湾のクリエーティブ産業の祭典「クリエーティブエキスポ台湾」(台湾文博会)が開かれた。イベントを盛り上げる目的で、同市はLINE(ライン)スタンプと協力し7月末から会場に近い愛河湾に人気キャラクター「暇そうなアザラシちゃん」(無所事事小海豹)をかたどった巨大バルーン計6つを登場させ、来場者に癒やしを届けてきた。
キャラクターのいずれも同市のクリエーターが手掛けたもの。同市文化局は、巨大装置として最長の展示記録を達成したとし、高雄発のキャラクターも高い競争力を有していることの表れだと喜びを示した。