東部・花蓮県秀林郷の砂浜で25日、長い間放置されていたと見られるレクリエーション用自動車が一台発見され、地元民から「最も価値のある“海洋ごみ”だ」と皮肉られている。
場所は穴場スポットとして人気の高い崇徳砂浜。この日は海岸清掃活動が行われており、参加者の1人が車の存在に気づいた。近くの定置漁業者に聞いてみたら、「もう3カ月以上も放置されている」との回答を得た。
100万台湾元(約454万円)もするといい、排気管がさびついてしまった以外、外観はそんなに悪くない模様で、定置漁業者曰く「お金持ちのわがままだ」とのこと。
秀林郷公所(役所)は、「こんな事は初めてだ」と驚きを示しつつ、事情を把握するため、できるだけ早期に人員を派遣すると述べ、貼紙による告知を行い、所有者の申し出がない場合、撤去する方針。