(台北中央社)交通部(交通省)公路局は台湾プロ野球、台鋼ホークスの呉念庭選手(元埼玉西武ライオンズ)と父で1984年ロス五輪野球台湾代表で元プロ選手の呉復連さんを「交差点交通安全大使」に任命し、23日には台北市内で記者会見を開いた。同日夜には同市の繁華街、西門町で呉選手らが啓発活動を行った。
今年は首位打者など3タイトルを獲得した他、第1子も誕生した呉選手。会見では、横断歩道を渡る際に車が来た場合、ドライバーに譲ってもらえるよう手を上げているとし、自身がスムーズかつ安全に横断できるだけでなく、子どもや家族を守ることにもつながると語った。
呉選手らが出演する啓発映像も公開された。呉選手は、撮影の際には子供時代を思い出したと言及。父との撮影やキャッチボールはとても楽しかったとし、父の動きは今でも衰えていなかったと話した。
公路局の報道資料によれば、西門町での啓発活動で呉選手らは、台鋼ホークスのチアリーダーと共に、野球の要素を取り入れた交通安全のスローガンを声に出して呼びかけた。
